土地探しの時に意外と見落としがちなのが「ゴミ集積所の位置」。
家のすぐ目の前にゴミ集積所があると「なんか嫌だな…」と感じてしまうかもしれませんが、実はメリットもたくさんあるんです。
今回は、ゴミ集積所が目の前にある土地の「メリット・デメリット」についてまとめてみました!
ゴミ集積所が目の前にある
【メリット】
ゴミ出しがラク
ゴミ集積所が目の前にある一番大きなメリットは、なんと言ってもゴミ出しがラクなこと。
わざわざ離れた場所までゴミ袋を運ばなくていいので、時間も労力も節約できます。
特に朝のバタバタした時間帯や、出勤・通学前には大助かりです。

天候が悪くても負担が少ない
ゴミ集積所が目の前にあるメリット2つ目は天候が悪くてもゴミ出しの負担が少ないこと。
雨や雪の日でも、玄関を出てすぐに出せる距離なので傘を差して長距離を歩く必要がありません。
台風や大雪の日など、外に出るのが大変な状況でもゴミ出しのストレスがかなり軽減されます。

家族の誰でも気軽に出せる
ゴミ集積所が目の前にあるメリット3つ目は家族の誰でも気軽に出せること。
重たいゴミ袋を遠くまで運ぶ必要がないので、小学生のお子さんやお年寄りでも簡単にゴミ出しに行けます。
家族全員でゴミ出しを分担できるので、家事の負担を自然と分散することができます。

収集車の動きが分かりやすい
ゴミ集積所が目の前にあるメリット4つ目は収集車の動きが分かりやすいこと。
収集車が来る音や収集している音が聞こえるので、ゴミ出しがギリギリになってしまった場合など「まだ間に合うか…?」の判断がつきやすくなります。
いざ住んでみるとこれは意外と重宝するメリットかもしれません。
※ゴミは決められた時間までに出しましょう。

近所の人と顔を合わせる機会が増える
ゴミ集積所が目の前にあるメリット5つ目は近所の人と顔を合わせる機会が増えること。
ゴミ出しはご近所さんと顔を合わせる定番のタイミング。
家の前が集積所だと自然と挨拶やちょっとした会話が増え、地域のつながりを深めるチャンスにもなります。

ゴミ集積所が目の前にある
【デメリット】
ニオイや汚れが気になる
ゴミ集積所が目の前にあるデメリット1つ目はニオイや汚れが気になること。
特に夏場は生ゴミの臭いが強くなりやすく、風向きによっては家の中まで臭ってくることもあるかもしれません。
袋の閉じ方が緩かったり汁漏れなどがあるとゴミ集積所が汚れ、見た目も不快になる可能性があります。

景観が悪くなる
ゴミ集積所が目の前にあるデメリット2つ目は景観が悪くなること。
収集日にはゴミ袋がずらっと並びますし、前日の夜から出す人がいると、家の前が1日中「ゴミのある景色」になってしまうことも。
お友達やご家族が遊びに来る印象が悪くなってしまう
特に外観やお庭をきれいに見せたい人にとっては悩ましい点です。

騒音が気になる
ゴミ集積所が目の前にあるデメリット3つ目は騒音が気になること。
ゴミ収集車が来る音が聞こえるのはメリットである反面、エンジン音や作業音が気になる方にとってはデメリットにもなります。
エンジン音や収集の際にゴミを投げ入れる「ガシャン」という音は意外と大きいので、夜勤の方などゴミ収集の時間帯に睡眠をとる方にはおすすめできません。

カラスなどの被害に遭いやすい
ゴミ集積所が目の前にあるデメリット4つ目はカラスなどの被害に遭いやすいこと。
きちんとネットやカゴが設置されていないと、動物がゴミを荒らして中身をまき散らしてしまうことも。
その掃除が自宅前だと自分がやらざるを得ないケースも多くなります。

放火やイタズラの危険性がある
ゴミ集積所が目の前にあるデメリット5つ目は放火やイタズラをされる危険性があること。
特に時間を守らずに夜のうちにゴミを出してしまう人がいると放火やイタズラをされる危険性は高まります。
もし気になる土地の前にゴミ集積所がある場合、ゴミ捨てのルールがきちんと守られているかチェックしておきましょう。

ゴミ集積所のタイプが重要!
気になる土地の目の前にゴミ集積所がある場合、そのゴミ集積所がどんなタイプなのかがとても重要です。
ゴミ集積所のタイプによっては上記のデメリットがほとんど気にならなくなるケースもあります。
タイプ1:オープンタイプ

おすすめ度
道路際がそのままゴミ集積所になっているか、コンクリートなどで囲んだだけのタイプ。
シンプルな構造でゴミが捨てやすい反面、デメリットが大きい。
ニオイや汚れ→ ×
景観→ ×
騒音→ △
害獣被害→ ×
放火やイタズラ→ ×
タイプ2:ネットタイプ

おすすめ度
ゴミにネットをかぶせて覆うタイプ。
低コストで導入しやすいが、デメリットがあまり改善されない。
ニオイや汚れ→ ×
景観→ ×
騒音→ △
害獣被害→ △
放火やイタズラ→ △
タイプ3:ボックス型ネットタイプ

おすすめ度
ネット素材で覆われたボックス型タイプ。
ネットを被せるだけのタイプより害獣被害は少なくなるが、景観はあまり良くない。
ニオイや汚れ→ ×
景観→ △
騒音→ △
害獣被害→ ◯
放火やイタズラ→ △
タイプ4:小型ストッカータイプ

おすすめ度
マンションや集合住宅などでよく見られる、小型のストッカータイプ。
ゴミが捨てられていても景観が良く、デメリットがほとんど気にならなくなる。
扉の開け閉めをする音は気になるかも。
ニオイや汚れ→ ◯
景観→ ◯
騒音→ ×
害獣被害→ ◯
放火やイタズラ→ △
タイプ5:ゴミステーションタイプ

おすすめ度
扉付きの大型ストッカー、いわゆるゴミステーションタイプ。
写真のように見た目が良いものならゴミが捨てられていても景観が良く、デメリットがほとんど気にならなくなる。
扉の開け閉めをする音は気になるかも。
ニオイや汚れ→ ◯
景観→ ◯
騒音→ ×
害獣被害→ ◯
放火やイタズラ→ △
まとめ
いかがでしたか?
ゴミ集積所が家の目の前にある土地には、良い面もあれば注意が必要な面もあります。
メリットとデメリットをおさらいしてみましょう。
- ゴミ出しがラク
- 天候が悪くても負担が少ない
- 家族の誰でも気軽に出せる
- 収集車の動きが分かりやすい
- 近所の人と顔を合わせる機会が増える
- ニオイや汚れが気になる
- 景観や印象が悪くなる
- 騒音が気になる
- カラスなどの被害に遭いやすい
- 放火やイタズラの危険性がある
「ゴミ集積所の位置」は住み始めてからの毎日の生活に大きく影響するにもかかわらず、土地探しの際に意外と見落とされがちなポイントです。
実際に住んでからの暮らしをしっかりと想像し、後悔のない土地探しをしていきましょう!
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