【初心者向け】簡単!ビオトープづくり《実例2》

【初心者向け】簡単!ビオトープづくりの実例その2

こんにちは!
今回はお庭やベランダなどのちょっとしたスペースでも始められる簡単なビオトープづくりの実例をご紹介します。

今回は本当にシンプルな作りです。

自然を感じながら小さな命とふれあえる、癒しのスペースを作ってみましょう♪

睡蓮鉢のビオトープ

ビオトープとは
ドイツ語のBIO(ビオ:生きもの)とTOP(トープ:場所)の合成語で、小さな生き物たちが共存できる自然の縮図のような空間のこと。

この記事はこのような人におすすめ!
  • ビオトープに興味がある
  • ビオトープをはじめて作る
  • 実際の工程を見てみたい
もくじ

ビオトープづくりの工程

STEP
低床を敷く
簡単ビオトープづくり、低床の硬質赤玉土を使用

まずは低床(底に敷き詰める砂や土などのこと)を敷きます。

今回の低床は「硬質赤玉土(こうしつあかだまつち)」にしてみました。

おおまかに洗ったものを敷いて均一にならしましょう。

赤玉土(あかだまつち)
盆栽や鉢植えなどに広く使われている園芸用土。多孔質でバクテリアが住み着きやすく、水質が安定しやすいのでビオトープに適しています。
硬質タイプなら崩れやすさも軽減。

STEP
少し注水・ゴミを取り除く
簡単ビオトープづくり、浮いているゴミをすくって取る

赤玉土を敷き詰めたら少し注水してみます。

赤玉土に含まれていた枯れ木やゴミなどが浮き上がってくるので取り除きます。

STEP
流木を配置する
簡単ビオトープづくり、流木を配置

次に流木を配置します。

流木はメルカリで購入した自立するタイプのものを選びました。

容器に対してちょっと大きすぎる気がします…。

STEP
水生植物を配置する
簡単ビオトープづくり、水生植物を配置

次に水生植物を配置します。

今回はホームセンターで購入した「コウホネ」を配置してみました。

コウホネ
スイレン科の多年草。
葉っぱの形が特徴的で、夏には黄色の花が咲きます。

STEP
バランスを調整
簡単ビオトープづくり、流木やめました

容器に対して詰め込みすぎだったので、バランスをみて流木をやめることにしました。

見栄えも大切ですが、メダカが泳ぐスペースを確保してあげることが重要。

スッキリしたビオトープも生き物の観察がしやすくおすすめです。

STEP
注水する
簡単ビオトープづくり、注水

最後に注水をします。

この際、せっかくならした低床が水流でえぐられないように注意しましょう。

この時点で水は濁っていてもOKです。

STEP
完成
簡単ビオトープづくり、完成

翌日には水の濁りも消えて完成です!

とてもシンプルなビオトープになりました。

STEP
生体を入れる
オスとメスのメダカ

後日、水温や水質が安定したらメダカやエビ、タニシなどの生き物を入れます。

水道水にはカルキ(塩素)が含まれているので、ビオトープを作ってすぐにメダカやエビなどの生体を入れてしまうのはNGです。

カルキ抜き(塩素中和剤)ですぐにカルキを抜くことができますが、作った直後は水温が低すぎる可能性があります。

スライドショーで見たい方はこちら

指でスライドできます

  • 簡単ビオトープづくり
  • 簡単ビオトープづくり、低床の硬質赤玉土を使用
  • 簡単ビオトープづくり、低床の硬質赤玉土を洗う
  • 簡単ビオトープづくり、低床の硬質赤玉土を入れる
  • 簡単ビオトープづくり、低床の硬質赤玉土をならす
  • 簡単ビオトープづくり、ザルを使って少し注水
  • 簡単ビオトープづくり、浮いているゴミをすくって取る
  • 簡単ビオトープづくり、流木を配置
  • 簡単ビオトープづくり、水生植物を配置
  • 簡単ビオトープづくり、流木やめました
  • 簡単ビオトープづくり、注水
  • 簡単ビオトープづくり、完成

動画で見たい方はこちら

まとめ

透明な鉢に入ったメダカ

いかがでしたか?

ビオトープ自体はシンプルでもすだれなどで和風の趣きを出したり、周囲に小物や植物を飾って可愛く演出することも可能です。

おうちにビオトープを作ることで、小さな自然とふれあいながら日々の暮らしに癒しや発見がプラスされます。

ビオトープは自然との新しい付き合い方。
きっとあなたの暮らしを豊かにしてくれますよ。

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