こんにちは!
今回はお庭やベランダなどのちょっとしたスペースでも始められる簡単なビオトープづくりの実例をご紹介します。
自然を感じながら小さな命とふれあえる、癒しのスペースを作ってみましょう♪

ビオトープとは
ドイツ語のBIO(ビオ:生きもの)とTOP(トープ:場所)の合成語で、小さな生き物たちが共存できる自然の縮図のような空間のこと。
ビオトープづくりの工程

まずは低床(底に敷き詰める砂や土などのこと)を敷きます。
今回の低床は「白砂利」と「麦飯石(ばくはんせき)」にしてみました。
よく洗って均一にならしましょう。

次に流木を配置します。
流木はメルカリで購入した自立するタイプのものを選びました。

次に装飾を配置します。
今回はホームセンターで購入した白い石(岩?)を配置しました。
重厚感が増し、かっこよくなります。

流木や装飾物の配置が終わったら注水をします。
この際、せっかくならした低床が水流でえぐられないように注意しましょう。
今回は石に向けて注水して低床に水流が当たらないようにしました。

水を目一杯より少し下のところまで入れ終わったら、次に好きな水草を入れます。
今回は浮き草を2種類入れてみました。
- ルドウィジアフローティングプラント
- ホテイソウ
水草や浮き草などの水生植物はホームセンターやチャームさんで購入できます。

購入した水草にはスネールやその卵が付いていることがありますので、きちんと除去することをおすすめします。


全体のバランスを見て微調整したら完成です!
今回は白砂利と浮き草でかわいらしさを演出し、流木と石のかっこよさで引き締めたイメージです。
白系の砂利や石は苔が目立ちやすいことがデメリットです。


後日、水温や水質が安定したらメダカやエビ、タニシなどの生き物を入れます。
水道水にはカルキ(塩素)が含まれているので、ビオトープを作ってすぐにメダカやエビなどの生体を入れてしまうのはNGです。
カルキ抜き(塩素中和剤)ですぐにカルキを抜くことができますが、作った直後は水温が低すぎる可能性があります。
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まとめ


いかがでしたか?
忙しい毎日の中でもほんの少し自然と向き合う時間があると、不思議と心にゆとりが生まれます。
「ちょっと面白そうかも」そう思った今が始めどき。
ビオトープにはやってみないと分からない楽しさがたくさん詰まっています。
自然と向き合う時間がきっとあなたの心をやさしくほぐしてくれますよ。
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